ジュエリー用語集

クリソベリル/Chrysoberyl

クリソベリル(Chrysoberyl)は、無色、黄色、帯緑黄色、褐色などの色合いを持つ透明な宝石で、ガラス光沢を示します。
その名前は、ギリシャ語で「黄金」を意味するchrysosに由来し、和名では「金緑石(きんりょくせき)」と呼ばれます。
クリソベリルは鉱物種名であり、特定の特性を持つ石として「クリソベリル・キャッツアイ」や「アレキサンドライト」などの宝石名で知られています。

特徴

  • 色合い
    無色から黄色、帯緑黄色、褐色まで幅広い色調を持つ。
  • 光学特性
    • 強い三色性を示し、光の方向によって異なる色合いが観察されます。
    • 屈折率は1.744~1.770と高く、輝きのある石です。
  • 物理特性
    • モース硬度:8.5
    • 比重:3.68~3.73
    • 結晶系:斜方晶系
  • 組成
    化学式はBeAl₂O₄で、主成分はベリリウムとアルミニウムの酸化物。

代表的な種類

クリソベリル・キャッツアイ(Chrysoberyl Cat’s Eye)

  • 特徴
    ハニーイエローや帯黄色緑色を示す半透明の石で、シャトヤンシー効果(キャッツアイ効果)が最大の特徴です。石を動かすと光の線が滑らかに動き、猫の瞳のような印象を与えます。
  • 文化的背景
    アジアでは古来より、悪魔の眼から身を守るお守りとして珍重されてきました。
  • 注意点
    類似石(例えばクォーツやアンダリュサイトのキャッツアイ)が多いため、鑑別が重要です。

アレキサンドライト(Alexandrite)

  • 特徴
    自然光下では緑色、人工光下では赤色に変化する変色性を持つクリソベリルの一種。非常に希少で高価な宝石です。

主な産地

  • スリランカ:高品質のクリソベリル・キャッツアイの主要産地。
  • ブラジル:アレキサンドライトを含む多種多様なクリソベリルを産出。
  • ロシア:アレキサンドライトの初産地として知られる。
  • マダガスカル:近年、新しい鉱床が注目されている。

処理と注意点

1990年代後半に、中性子照射を受けたクリソベリル・キャッツアイが市場に出回りましたが、現在ではほとんど見られません。これにより人工的に色を強調したり、キャッツアイ効果を際立たせる試みが行われました。購入時には処理の有無について確認することが重要です。

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