ジュエリー用語集
空枠/blank mounting
空枠(からわく)とは、宝石やダイヤモンド、パールなどの装飾用の石がまだセットされていない、ジュエリーの土台部分を指します。
もともと宝石や真珠をセッティングするためにあらかじめ量産されたジュエリーの枠や部品を指していましたが、近年では宝石に合わせて作られる一点物の台も空枠と称されるようになっています。
空枠という用語は、昭和30年代半ばに業界が量産体制に入った際に専門業者によって生まれたものです。
空枠は、リング、ペンダント、イヤリング、ブローチなどさまざまなジュエリーアイテムに用意されており、形状、デザイン、サイズも豊富に揃っています。
この状態の枠は、石やデザインの選択に応じてカスタマイズが可能で、ジュエリーの制作やリフォームにおいてよく利用されます。