真珠SAが真珠養殖場の見学に参加しました
こんにちは。
真珠SA&ジュエリーコーデイネーターの石田みゆきです。
ご報告が遅れましたが・・・
先週の土曜と日曜に参加させて頂きました真珠SAの方たちとの
伊勢志摩で行われた真珠の養殖場見学と真珠供養祭は
真珠を携わっている私にとって、とても勉強になりました。
1日目の養殖場見学は雨のため、
真珠養殖場さんで、核入れ30年の先生の見学と
真珠に関するお話をお伺いすることが出来ました。
核入れ30年の先生は、多い時は1日に1000個、
今は、1日7時間くらいで600個の核入れを
核入れの時期は毎日されているとの事で驚きでした!!
核入れ30年の先生は元教師さんをされていたそうです。
真珠の核入れをする母貝のアコヤ貝です。
真珠核入れの道具
手前のタッパの中には白い球の核が入っています。
真珠核入れの道具は、真珠の珠の大きさや核入れする方の
手に合わせたハサミなど特殊な道具を見せて頂きました。
私も核入れ体験をさせていただきました(
核を定位置に納めるコトが出来ずに何度も何度も挑戦しました。。
真珠の先生に申し訳ないぐらい下手っぴでした(スミマセン)
帰り際にいただいたアコヤ貝の上に置かれた貝柱のお写真です。。
母貝のアコヤ貝から真珠を取りだした後に食べられるという貝柱です。。
ひとつだけ、洗ってご馳走になりました。。
コリコリとしていて、ほんのり甘くて美味しかったです!!
次に向かったのは採苗センターさんの所でした。。
ここで真珠を作るアコヤ貝(母貝)を作り育てます。
稚貝を育てる水槽がいっぱい並んでいました。
まるで、化学の実験室のようなお部屋でフラスコや
大きなビーカーのようなものが棚にたくさん並んでいました。
このお部屋では稚貝のえさの培養をしています。。
今はその時期ではないので容器はすべて空っぽなのです。。
採苗や稚貝の育成時期になると心配で眠れずに
何度も水槽を確認をしにきたりします。。
と、おっしゃられた事が、稚貝の育成にも大変なことが伺えました。
今回、見学をさせて頂いた養殖場さんでも
核入れ後のアコヤ貝を養生させた後に養殖場に戻して
成長をさせて、綺麗な真珠になるまでは心配がつきません。
夜の懇親会にも参加させて頂いたのですが・・・
他の養殖場さんも同じことを言っておられた事で
天候や養殖していく途中工程のお世話等でも、
毎年出来上がりも違い、昨年は赤潮で心がおれたとも言っておられました。
アコヤ貝から世の中に出せる真珠が出てくるのは
半分あればよい方だと、真珠養殖の大変さを教えて頂きました。
だから、真珠養殖の後継者もいない現状だとの事です。
真珠養殖場さんや採苗センターさんの他にも
真珠が出来るまでのプロセスは、まだあるので
はじめての真珠講座でも動画などを使用してご説明を
させて頂いておりますので、ご興味のおありの方は
ご参加をお待ち致しております。
美しくエレガントに女性を輝かせてくれる真珠のコーディネートや
真珠のメンテナンスやパールジュエリーの楽しみ方も
ご紹介をさせていただければと思います。
真珠をお持ち頂ければ、一緒にお手入れの方法をお知らせ致します。
はじめての真珠講座は、真珠の美しさをより多くの方にお伝えする事を目的に、一般社団法人 日本真珠振興会 が正式に実施しているものです。
ジュエリーコーディネーター・リモデル・真珠SA資格を保持しております。
販売目的ではありませんので安心して、ご受講いただけます。
ご参加、お問い合わせをお待ち致しております♡