婚約指輪のリフォームには2つの意味がある?後悔しないためのポイントを解説。
婚約指輪のリフォームとは?
婚約指輪のリフォームには、ふたつの意味があります。
ひとつめは、母や祖母、義母にいただいた婚約指輪からダイヤモンドを外し、ご自分やお嫁さんのための婚約指輪にリフォームすることです。
ダイヤモンドは劣化することがなく、世代を超えて受け継いでいくことができるので、リフォームやリメイクにおすすめです。
もうひとつは、ご自分がもらった婚約指輪を使って、ご自分用に、デザインを変えた指輪やペンダント、ブレスレットにリフォームすることです。
今回は、ひとつめの「ご自分やお嫁さんのための婚約指輪にリフォーム」について解説致します。
婚約指輪をリフォームするメリット
婚約指輪のリフォームには、3つのメリットがあります。
婚約指輪を購入するより安い
通常、婚約指輪を購入する場合、ダイヤモンド代+指輪代がかかります。
しかし、婚約指輪のリフォームでは、ダイヤモンド代がかからないので、婚約指輪を購入するよりお安く購入することができます。
また、ダイヤモンドを外した状態のリング部分もあるので、古いリングを下取りすることで、リフォーム代金から下取り代金を差し引くことができます。
想いを受け継ぐことができます
花嫁さんが結婚式で身に着けると幸せを呼び込むと言われている「something 4」というものがあります。そのなかの1つに、「something old」(なにかひとつ古いもの)という項目があり、先祖代々受け継がれてきた宝飾品や家族から譲り受けたもののことをいいます。
リフォームされた婚約指輪は、まさに「something old」に最適と言えます。
自分だけの婚約指輪が制作できます
リフォームには、既成品というものがありません。
婚約指輪をリフォームする場合は、セミオーダーかフルオーダーのどちらかのオーダー方法しかありません。
自分が欲しいと思うデザインや着用シーン、普段使いを考えた世界にひとつだけの婚約指輪を制作できます。
しあわせ指輪工房では、お客様のご要望をお聞きし、おすすめの方法をご案内いたします。
まずは、ご希望をお聞かせください。
婚約指輪の価格相場
婚約指輪の平均購入価格
「ゼクシイ結婚トレンド調査」によると、婚約指輪の平均購入金額は、39.3万円でした。30万円~40万円の購入金額が、27.2%で最も多い割合でした。
ダイヤモンド込みで婚約指輪を購入する際の費用は、ダイヤモンド代+材料費+加工賃が必要になります。
婚約指輪をリフォームで購入した場合の価格相場
リフォームで婚約指輪を購入する際の費用は、材料費(地金代+追加の宝石代)と加工賃が必要になります。
セミオーダーのリフォーム費用:7万円~
フルオーダーのリフォーム費用:13万円~
リフォーム費用は、どのようなデザインにするか、追加する宝石の数、オーダーの方法(フルオーダーかセミオーダー)にするかなどの要因で変化します。
セミオーダーとは、空枠と言われるリング枠の中からデザインを選んでいただくオーダー方法です。
フルオーダーは、お客様のご希望のデザインを1から制作する方法です。
婚約指輪のリフォーム例
母の立爪リングを婚約指輪へリフォーム
写真のBeforeのような「立て爪リング」は、ダイヤモンドが指から高い位置に留まっており、ダイヤを留めている爪が洋服などに引っかかることが多いデザインです。
そこで気軽に普段使いできるデザインでリフォーム致しました。
ダイヤモンドを両サイドのアームで留めることで、引っかかりをなくすことができます。
母から譲り受けたルビーリングとダイヤリングから婚約指輪へリフォーム
お母様から譲り受けた2本の指輪からルビーとダイヤモンドを外して、婚約指輪へリフォーム致しました。
リフォーム後のデザインのご希望は、四葉のクローバーモチーフで、ピンクゴールド素材です。
いつも傍で守っているとの想いから彼のイニシャル「e」を入れました。
受け継がれる家族の絆と新しい家族の絆をデザインした素敵な婚約指輪が完成しました。
彼の祖母からいただいた立爪リングピンクゴールド婚約指輪へリフォーム
彼のおばあ様からいただいた立爪リングを普段使いを考えたデザインの婚約指輪へリフォーム致しました。「ダイヤモンドをなるべく低い位置で留めたい。」とのご希望からなるべく低い位置でダイヤモンドを留めました。ピンクゴールド素材のリング中央部分には、ミル打ちを施し、より優しいデザインに仕上がりました。
ダイヤモンドのペンダントを婚約指輪へリフォーム
数年前に、いつの日か結婚する相手に贈るために購入したダイヤモンドペンダントをリフォーム。
セミオーダーのデザインが気に入り、セミオーダーでリフォームをしました。
両サイドの小さなダイヤを追加しました。
彼のエメラルドと彼のお母さんのダイヤモンドを使ったペンダント
婚約指輪のかわりに、ペンダントをフルオーダーで製作しました。
真ん中のダイヤモンドは、彼のお母様の婚約指輪に使われていたものを外して使いました。
上部のエメラルドは、彼が持っていたペンダントから外したものを使用しました。
家族の想いが受け継がれる素敵なリフォームです。
リフォームを後悔しないためのポイント
リフォーム後のイメージを確認できるかどうか
「他店で、デザイン画と違う指輪が完成した」ということをお聞きすることがあります。
途中工程や完成のイメージをしっかり確認できるお店選びをすることをおすすめします。
しあわせ指輪工房では、出来上がりのイメージCGとアニメーション動画をお見せするので、完成品とイメージが違ったということがほぼありません。
素材の色や宝石の色で迷っている場合は、2パターンお見せすることも可能です。
リフォームの製作実績があるかを確認しましょう。
ホームページ等で、製作実績があるかどうかを確認しましょう。
よくあるパターンとして、セミオーダーのリフォーム実績はあるけど、フルオーダーの製作実績が少ないということがあります。
フルオーダーは、セミオーダーに比べ、難易度が高いので、フルオーダーの製作実績があるかどうかは必ず確認しましょう。
婚約指輪のリフォームでよくあるご質問
婚約指輪のリフォーム方法は?
婚約指輪のリフォームには、「セミオーダー」と「フルオーダー」の2種類の方法があります。
「セミオーダー」は、既にあるデザインの「空枠」と呼ばれるものを利用したリフォーム方法です。お持ちの指輪から外した宝石を全部使いたい場合や複雑なデザインを希望される場合は、セミオーダーでの対応は難しい場合があります。
「フルオーダー」は、お客様がご希望のデザインを1からお創りしていくリフォーム方法です。セミオーダーと比べて、費用が高くなる場合があります。
しかし、デザインの制約がないので、世界でひとつだけの婚約指輪をお創りすることが可能です。
リフォームをした場合、納期はどのくらい?
セミオーダーの場合、1ヶ月~1ヶ月半くらいです。
フルオーダーの場合、1ヶ月~2ヶ月くらいです。
お急ぎの場合は、対応可能ですので、お気軽にご相談ください。
小さいダイヤモンドや誕生石を追加できますか。
ダイヤモンドや誕生石の追加は可能です。
カラーダイヤやファンシーシェイプ(ハート、ペアシェイプ、プリンセス、マーキスなど)も豊富に取り揃えておりますので、ご相談ください。